ライトニングトークに初挑戦!準備することは●●でした【発表するまでの話】
ライトニングトークを発表することになったけど、当日までに何を準備すればいいか分からないよ。
本記事では、人生初のライトニングトークに挑戦した経験に踏まえ、資料作成やプレゼンの発表までに準備したことを語るよ!
これからライトニングトークに挑戦しよう!とチャレンジ精神に溢れた方に必見です。
- 発表した資料は本記事で共有しています。
ライトニングトークに初挑戦!
僕は有限会社アップルップル様主催のWCAN 2019 Auturmnで、人生初のライトニングトークに挑戦しました。100名以上がご来場された大きな会場で発表できたことは、貴重な経験になりました。
ライトニングトークとは、発表者が5分以内で発表するプレゼン形式を言います。技術系のセミナーでよく行われることが多く、 電光石火の如く複数の人が続けて発表します。
ライトニングトークは5分以内という短い時間の中で、いかに要点を分かりやすく伝えることが肝になります。
僕の仕事は技術職なので、社内で黙々と作業することが多いので、人前で話す機会がほとんどありません。
- ライトニングトークは絶対に良い経験になる!
- 人前で話す度胸が付く!
そう思ったから挑戦しようと思ったんですよね。
それでもぶっちゃけ言うと、
たった5分だし余裕っしょ!
ここだけの秘密(˘ω˘)
しかし、現実はそんな甘いものではありませんでした。まさか本番の前日まで発表資料を見直したり、プレゼンを練習したりするとは思いませんでした。
まずはどうやって発表するネタを探したのか、過去を振り返っていきます。僕の昔話にどうぞお付き合いください。
ライトニングトークのネタを決める
本番の1ヶ月前、僕はライトニングトークで発表することを決意します。
まず「始めに何を話そうかな?」ってなりますよね?僕の中で発表するテーマが浮かびます。
- コーディングする上で気を付ける●つのポイント
- サイト表示速度を意識したコーディング
- ブログ読者に価値ある情報を届けるために工夫したこと
上の2つは普段仕事でやっていることで、上から3つ目は休日に行っているブログ運用について。
この中からライトニングトークで話そうと思ったテーマは3つ目でした。決め手はズバリ今最も真剣に取り組んでいることだったから。
最近は、空き時間あればブログに関わる勉強して、休日は予定が入っていない日は必ずブログを書いていました。
ここまでブログに取り組めるのは、シンプルにブログが好きだからです。スキルよりも今夢中に取り組んでいることを発表したかったのが決め手です。
ライトニングトークで発表するネタが決まると、次は資料作りに取り掛かります。
プレゼン資料を作成する
本番の2週間前から、ライトニングトークで発表する資料を作成します。
このような流れで、パワーポイントで資料を作りました。
- パワーポイントのテンプレートを決める
- 構成を考える(例:自己紹介→方法→結論→考察→まとめ)
- 文章・画像を入れる
- 重要なキーワードに太字や装飾を付ける
- 誤字脱字チェック
手順3では、1スライドに情報を詰め込みすぎないように、最も伝えたいことだけを記載してシンプルを意識します。
観客には必ず伝えたい情報はスライドに記載して、補足は口頭で伝えます。また箇条書きを使うことで、1つの文章で繋げることで読みやすくしました。
手順5では入念に誤字脱字をチェックして、たくさんの人に見られるものなので恥をかかないように何度も資料を見直します。
こうやって資料を作っていき、資料が完成したのは本番の前日でした。なぜ、本番の前日までかかってしまったのか?
それは1度目のプレゼン練習で10分(5分オーバー)もかかってしまい、資料を作り直したから。(絶望)
プレゼン練習で5分オーバーする緊急事態
本番の1週間前に、プレゼン資料が完成します。
「さて!プレゼンの練習するぞ!」
と活き込んで、手元にタイムウォッチを置いて、1度目のプレゼン練習を行います。
やってみた結果、10分以上かかることが分かりました。自己紹介だけで2分もかかってしまい、この結果に絶望しました( ºωº )
この時、資料のスライドは32ページありました。本番まで1週間を切っていたので、正直何を削ればいいのか悩みました。
最終的には、32ページのスライドを20ページに減らすことに。スライドに掲載された文章は読み上げず、重要なキーワードだけ口頭で読み上げることで、時間を短く抑えることができました。
僕が削った内容はこの3点でした。
- 自己紹介ネタ
- 具体的な課題へのアプローチ方法(資料10ページ目を参照)
- 専門用語の解説
自己紹介ネタ
序盤に自己紹介ネタを用意していました。始めに場を和むネタから展開して、自身の緊張をほぐすのが目的です。
しかし、発表のテーマからほど遠いものであったのでボツになりました。
具体的な課題へのアプローチ方法
このブログは昔の自分に向けて発信しています。
昔の自分が抱えた悩みごとに対して、このような具体的に解決方法を1つずつ発表する予定でした。
SSLってなに? | SSLの重要性や導入手順を解説 |
動的サイトを構築できない | WordPressを利用したサイト構築を解説 |
ネガティブ志向 | ビジネス書「嫌われる勇気」を勧める |
運動不足になりがち | 歩く習慣を勧める |
しかし、ここまで詳しく話さなくてもいいと思ったので、内容を削っていきました。
本番では「SSLってなに?」の1つだけ、口頭で説明しました。
専門用語の解説
PV数とセッション数の解説するスライドがありました。
webセミナーに来られる皆さんだから学ぶ意欲は高いので、PVとセッションの意味なんて言わなくても分かる内容と思ったので削りました。
このように伝えたい情報だけに特化して、無駄な情報を削った結果、このような資料ができました ( ·ㅂ·)و ̑̑
本番で上手く発表できた理由
当日のライトニングトークは良い緊張感の中、イメージ通りに発表できました。
他の登壇者と比較するとまだ未熟だけど、上手くいった要因は準備をしっかり行い、プレゼンの練習をしっかりやってきたから不安はありませんでした。
本番で上手く発表するために準備しておくことは"プレゼンの練習"!
僕はちょっと前まで「人前で話すのが苦手だから。」と人前で話すことを拒んでいました。
しかし、今になってこの言葉に違和感を覚えました。だって、誰しも最初から上手い人なんていないから。トレーニングもしていないのに、上手くなるわけがないのです。
人前で話すことに慣れていないから恥をかくかもしれないけど、何か挑戦するには何かを捨てなければなりません。
たとえば、ライトニングトークなら恥を捨てること。しっかり準備さえすればイメージ通りに発表ができると分かったのでいい教訓になりました。
ライトニングトークで身に付いたこと
「5分で伝えられることは一つ!そしてシンプルに!」を心掛けました。話したいことをいろいろ話すと時間があっという間に経ってしまうので、薄っぺらい内容になります。
だからこそ、一つの内容に絞り込んでシンプルに伝えることが大事です。本当に伝えたいことを一つにまとめること。
「ブログの滞在時間が9分あるので、読者は最後まで読まれている可能性が高い。良質な記事が書けていると読み取れるよ」
この一つを伝えたいと思って発表しました。ライトニングトークを経験して得られたメリットはこの4点です。
- 相手に伝える力が付く
- 人前で話す度胸が付く
- 自分をアピールできる
- 人とのつながりが広がる
僕はライトニングトークの経験を糧に、これからも人前で話す機会を増やしていきたいです。
本当に貴重な経験になって、やってよかったって心から思います。修羅場を経験すれば、あなたにとって一皮むけるいい教訓になります!
誰でも最初は初心者なんだから、やらない理由を考える前に直感でやってみることが大事。ぜひ、あなたもチャレンジしてくださいね٩( ‘ω’ )و